毛筆書写技能検定、2級の試験は、難しかった?
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全部書けた?
受験前は、いろいろ気になりますよね。
2級は、高校生、大学生、一般社会人程度を想定した内容。
「毛筆書写の専門的な技術及び知識をもって書くことができる」のが基準です。
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日本習字漢字部を受講しつつ、2級を受けました。
当日の様子をまとめましたので、ご参考までに、どうぞ。
試験時間は120分
試験が始まる前に次のことをしました。
- マークシート用紙に名前・生年月日・受験番号など記入
- 解答用紙(半紙)すべての左下に受験番号記入
これらが終わってから、全員一斉に試験時間がスタートしました。
私がやった順番で、見ていきましょう。
理論問題
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理論問題から始めました。
第7問 A旧字体を読む B書写体を読む
しっかり覚えていないものですから、自信のないものが1つ。
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あぁ、残念・・・
公式テキストなどに掲載の「旧字体の例一覧表」「書写体の例一覧表」をよく覚えていれば大丈夫のようです。
第8問 A草書を読む B平仮名の字源 C法帖・人名の読み
「草書を読む」「平仮名の字源」は、準2級までの勉強が役に立ちました。
法帖・人名の読みは、このテキストでおさらいしておくと安心です。
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試験前日、法帖名を間違えて覚えていることに気づき、焦りました(;^_^A
「大体こんな感じかな」程度で覚えていたので、気持ちが引き締まりました!
第9問 漢字の筆順
これも、準2級のときの勉強が役に立ちました。
とはいえ、ちょっと自信のないものもありました。
家に戻ってから、辞書で確認して、ほっとしたり、がっかりしたり(笑)
第10問 漢字の字体
3級から受け始めたので、この問題には慣れました。
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試験って、慣れることも大事ですね!
理論問題で、15分かかりました。
実技問題
![2級で使った道具類](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/11/2級で使った道具類-300x225.jpg)
実技問題が6問なので、解答用紙として半紙が12枚配られます。
これをどのように使うかは、自由です。
今回は、大きめの筆、中字用の筆、仮名の筆1本ずつで挑戦しました。
まずは、小さい筆で書けるものから始めました。
液体墨しか持っていかなかったので、水分の蒸発具合に配慮したつもり(笑)
仮名を後回しにすると、墨が粘って、書きにくくなるかもと思いました。
第4問 仮名の臨書
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うまくできなくても気にしない!
楽な気持ちで書き始めました。
お手本が少し小さめなので、それよりやや大きめに書くことになります。
1枚めは「最初にしては、いいかな」レベルでした。
2枚めも書いてみましたが、線が細いところで筆が紙から離れてしまい、線をうまく継ぎ足せず(笑)
3文字めくらいで書くのをやめました。
第2問 漢字仮名交じり文
ここから、中字用の筆で書きました。
行書をテキトーに書いているのを反省し、気になる漢字を辞書で確認しておきました。
行書の扁(へん)の形を覚えておくと応用がききますね。
行書は、1つの漢字にいくつもパターンがあって、どれを覚えたらいいのか分からなくなります。
基準になるものが欲しくて、この字典を買いました。
1枚めでは、前半で平仮名が主張しすぎ、後半は文字の位置を確認する程度に流しました。
そして、2枚めで仕上げました。
第5問 俳句を書く
「体裁よく書きなさい」
どんな俳句が出ても、文字の配置はコレ!っと決めていました(笑)
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風流な気分にはなれませんよね・・・
しかし、書いてみると、1行目の文字の位置が高すぎて、バランスが悪い。
ということで、1枚めは途中でやめました。
2枚めでOK、ということに。
第6問 掲示
今までは余白や文字の位置を決めるのに、紙を折って・・・しばらく折り紙タイムをとっていました。
しかし、今回は落ち着いていきました。
罫線入りの下敷きに半紙を置き、余白を確認したら、もう紙は動かさないという作戦。
6字用の罫線を大体の目安にして、書き進めました。
これは、1枚で、いいことに。
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2枚めを書く気力はありません(笑)
第1問 漢字(楷書・行書)
ここからは、大筆(半紙に6字程度のときに使っている筆)の出番です。
タテに楷書と行書を3字ずつ。
1枚めは、行書のうち、1文字だけが大きくなってしまいました。
2枚めで一応OKに。
第3問 漢字の臨書
4字で、線が細い作品でしたので、ここでも同じ筆で書きました。
2枚書いたものの、画数の少ない漢字を大きく書いてしまい、間延びした印象に。
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最後に解答用半紙が1枚残っていました。
というか、残していました。
結局、ここで3枚めに突入。
そして、なんとか仕上げました。
見直しタイム
ここまでで、あと残り20分。
筆や下敷きをザっと片づけて、理論問題などの見直しに。
- 理論問題の間違いは、ないかな?
- マークミスは、ないかな?
- 実技問題は、全部できたかな?
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ここで、旧字体をひとつ思い出すという、うれしい瞬間がありました。
試験終了!
120分の試験時間のうち、10分残して退席しました。
準2級のときよりは、あわてずに取り組めたと思います。
まとめ
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/12/毛筆書写技能検定2級-300x225.jpg)
今回考えていたのは、実技問題で1問につき何枚、どの程度書くか、というあたりです。
字数の多いものは、ほぼ1枚で済ませて(あきらめて)、納得いくレベルに仕上げるのは字数の少ないものだけにしました。
最後まで気力を残すため、いろいろ考えてみました(笑)
![でー太](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/男性の顔(笑ってる).png)
ムリはしないでくださいね。
ぜひ、楽しくチャレンジして、あなたの書道ライフを充実させてくださいねヽ(^o^)丿
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