東京・薬師寺東京別院でお写経【はじめてのお寺写経編】

はじめてのお寺写経(アイキャッチ)

「お寺で写経をしたいな」と、思ったことはありませんか?

「心と生活にひと息入れる」「リラックスできる」「脳トレになる」など、写経が注目されて久しいですよね。

でも、初心者にとって、お寺の敷居はとても高い。

でー太
でー太

本当に初めてなんですが。
大丈夫でしょうか?

たった一度の人生です(笑)

すみよ
すみよ

迷っている時間がもったいない!

ということで、東京でお寺写経を体験してきました。

ご参考までにどうぞ。

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薬師寺東京別院

薬師寺東京別院のパンフレット

リラックスできる空間

東京都品川区東五反田にある、薬師寺東京別院にお邪魔しました。

このあたりは、駅からとても近い閑静な住宅街で、目立つ看板もありません。

グーグルマップのナビを頼りに歩きました。

すみよ
すみよ

そして、きちんと迷いました(;^ω^)

香道の先生のご邸宅だったという、その建物は自然の光を活かした、リラックスできる空間です。

お写経に来られる方が多い

平日の午前中に伺いました。

10時すぎに、私たちが行ったときには、すでにお写経中の方が10人以上おられました。

お寺に行く前に、予習は必要なの?

般若心経の写経
家で少し練習したんですが

字の練習はしなくていい

「字が上手になってから」なんて考えなくてもよいそうです。

お写経は、字の上手い下手は全く関係ないんですね。

まずは、「一生懸命写すこと」。

写経の作法を知らなくてもいい

こちらで初めて写経をする場合、お寺の方がとても丁寧に説明をしてくださいます。

ユーモアを交えてのお話のおかげで、少しずつ緊張がほぐれていきました。

はじめてのお寺写経で、気になること

正座だと、足がしびれるんですが、大丈夫?

全て椅子席でした。

足がしびれる心配はありませんね。

どのようにしてお経を写すの?

お手本の上に紙を置き、うっすら透けて見えるお手本の文字をなぞっていきます。

筆が苦手ですが、大丈夫?

毛筆または鉛筆を選ぶことができます。

鉛筆でも、いいんですね!
私は、鉛筆で書きました。

鉛筆を3本お借りしました。

消しゴムはありません(笑)

鉛筆の先が丸くなったら、次の鉛筆を使って。

結局、3本でちょうどよかったです。

毛筆で書くとき、墨はどうするんですか?

固形墨を磨って、書きました。

水差しから水を少し硯に入れて、墨を磨ります。

ゆっくり墨を磨りながら、気持ちを整えるのだそうです。

ほんのりと墨の香りがしました。

墨で書いた文字を汚してしまわない?

墨の吸収が良い紙です。

ですから、次の行を書くときに、今まで書いた字を手でこすって汚すことはありませんでした。

書き終わらなかったら、どうしよう・・・

受付のある場所の壁際とお写経の部屋の後ろ側には、椅子がずらっと並べられていました。

これは、休憩用の椅子だそうです。

お写経は、休憩しながらでもいいんですね。

お写経の数日後

お写経の5日後、自宅に「薬師寺参拝券」を兼ねたお葉書が届きました。

「お写経に込められた願いとともに、薬師寺にて、大切にお祀り致します」とのこと。

わー、ありがとうございます!

▼「写経はひとりでも大丈夫?」という方は、こちらもどうぞ。

東京・成田山深川不動堂で写経体験【ひとりでもお寺写経編】

まとめ

静かで落ち着いた空間で、墨の香りに満たされ、お経を写すことだけに集中する。

ドタバタの日常とは、かけ離れた空間と時間です。

もし、日々の生活に疲れたら、こういう過ごし方もいいのではないでしょうか。

初心者でも、筆が苦手でも、全く大丈夫ですから!

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