「お寺で写経をしたいな」と、思ったことはありませんか?
「心と生活にひと息入れる」「リラックスできる」「脳トレになる」など、写経が注目されて久しいですよね。
でも、初心者にとって、お寺の敷居はとても高い。
![でー太](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/男性の顔(青ざめる).png)
本当に初めてなんですが。
大丈夫でしょうか?
たった一度の人生です(笑)
![すみよ](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1-300x257.jpg)
迷っている時間がもったいない!
ということで、東京でお寺写経を体験してきました。
ご参考までにどうぞ。
薬師寺東京別院
![薬師寺東京別院のパンフレット](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/05/薬師寺東京別院のパンフレット-300x225.jpg)
リラックスできる空間
東京都品川区東五反田にある、薬師寺東京別院にお邪魔しました。
このあたりは、駅からとても近い閑静な住宅街で、目立つ看板もありません。
グーグルマップのナビを頼りに歩きました。
![すみよ](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1-300x257.jpg)
そして、きちんと迷いました(;^ω^)
香道の先生のご邸宅だったという、その建物は自然の光を活かした、リラックスできる空間です。
お写経に来られる方が多い
平日の午前中に伺いました。
10時すぎに、私たちが行ったときには、すでにお写経中の方が10人以上おられました。
お寺に行く前に、予習は必要なの?
![般若心経の写経](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/05/呉竹LA-26-54-アップ-300x225.jpg)
字の練習はしなくていい
「字が上手になってから」なんて考えなくてもよいそうです。
お写経は、字の上手い下手は全く関係ないんですね。
まずは、「一生懸命写すこと」。
写経の作法を知らなくてもいい
こちらで初めて写経をする場合、お寺の方がとても丁寧に説明をしてくださいます。
ユーモアを交えてのお話のおかげで、少しずつ緊張がほぐれていきました。
はじめてのお寺写経で、気になること
正座だと、足がしびれるんですが、大丈夫?
全て椅子席でした。
足がしびれる心配はありませんね。
どのようにしてお経を写すの?
お手本の上に紙を置き、うっすら透けて見えるお手本の文字をなぞっていきます。
筆が苦手ですが、大丈夫?
毛筆または鉛筆を選ぶことができます。
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/男性の顔(笑ってる).png)
鉛筆でも、いいんですね!
私は、鉛筆で書きました。
鉛筆を3本お借りしました。
消しゴムはありません(笑)
鉛筆の先が丸くなったら、次の鉛筆を使って。
結局、3本でちょうどよかったです。
毛筆で書くとき、墨はどうするんですか?
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1-300x257.jpg)
固形墨を磨って、書きました。
水差しから水を少し硯に入れて、墨を磨ります。
ゆっくり墨を磨りながら、気持ちを整えるのだそうです。
ほんのりと墨の香りがしました。
墨で書いた文字を汚してしまわない?
墨の吸収が良い紙です。
ですから、次の行を書くときに、今まで書いた字を手でこすって汚すことはありませんでした。
書き終わらなかったら、どうしよう・・・
受付のある場所の壁際とお写経の部屋の後ろ側には、椅子がずらっと並べられていました。
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1-300x257.jpg)
これは、休憩用の椅子だそうです。
お写経は、休憩しながらでもいいんですね。
お写経の数日後
お写経の5日後、自宅に「薬師寺参拝券」を兼ねたお葉書が届きました。
「お写経に込められた願いとともに、薬師寺にて、大切にお祀り致します」とのこと。
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/男性の顔(笑ってる).png)
わー、ありがとうございます!
▼「写経はひとりでも大丈夫?」という方は、こちらもどうぞ。
まとめ
静かで落ち着いた空間で、墨の香りに満たされ、お経を写すことだけに集中する。
ドタバタの日常とは、かけ離れた空間と時間です。
もし、日々の生活に疲れたら、こういう過ごし方もいいのではないでしょうか。
初心者でも、筆が苦手でも、全く大丈夫ですから!