毛筆書写技能検定3級を受けました!

毛筆書写技能検定3級受けました!
当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

毛筆書写技能検定は、硬筆書写技能検定とともに年3回実施されています。

当日、どういうふうに試験は進められるのでしょうか?

すみよ
すみよ

初めて受けるときには、気になりますよね。

1月の、ある寒い日曜日、3級を受けましたので、ご報告します。

スポンサーリンク

受験人数は、会場によってかなりちがう!

私の行った会場で受けるのは、なんと私1人!!!!!

「3級が1人」なのではなく、「全体で」です。

緊張を通り越し、変に落ち着いてしまいました。

一般財団法人 日本書写技能検定協会ホームページ「試験会場一覧」を見ると、「定員に達しました」というコメントがいくつかありました。

人数が多いと「お手洗いが混むかな」「密にならないかな」とか気になりますよね。

でー太
でー太

それにしても「1人」って。

試験開始前に、受験番号などの記入時間があります

試験開始前に、以下のための時間がもらえます。

  • 理論問題のマークシート用紙に、氏名・受験番号・生年月日などをマークする
  • 半紙(解答用紙)に、受験番号を書き込む

これが終わってから、80分の試験が始まります。

私は、先に理論問題を解きました。

理論問題

マークシートを記入しているところ

第7問 漢字の部分の名称

『文部科学省後援 毛筆書写技能検定公式テキスト』一般財団法人日本書写技能検定協会編、第4章資料8「漢字の部分の名称例一覧表」を見ておけば大丈夫。

第8問 漢字の筆順

公式テキストの第4章資料6「6級から3級向け筆順例」とは、少し傾向がちがいました。

テキストに記載されているのは、あくまで筆順の例。
自信がない漢字は、調べておくと安心ですね。

第9問 草書を読む

現代の文字に近いものが、出題されていました。

もし「草書の読み」に自信がなくても、文脈から想像できると思います。

第10問 漢字の字体

学校で習う漢字をしっかり覚えておけば、OK!

「あれ? ちょっと変だな」という字は、すぐに分かると思います。

ここまでで、15分かかりました。

実技問題

検定当日に使ったもの(墨液、文鎮、硯、半紙、筆、下敷き、新聞紙)
実技問題で私が使ったもの

半紙(解答用紙)は、1問につき2枚という計算で、12枚。

最終的に6枚提出できればよいので、12枚をどのように使うかは自由です。

「半紙が足りませ~ん」「くださ~い」とは言えないんだね。

第1問 漢字(楷書)(4字)

1枚目は、文鎮を半紙の上のラインに置いていたせいで、文字の位置が下にずれてしまいました。

2枚目は、文鎮を半紙の隅に斜めに置いて書き、提出用にしました。

提出用、提出しないもの、それぞれ新聞紙に挟んでいきました。

第2問 漢字(行書)(4字)

1枚書いた後で、「高」の行書の形は「髙」にしようと考え、2枚目を提出用にしました。

第3問 平仮名(4字)

1枚目は、文字が大きくなりすぎ(!)ました。

2枚目で持ち直しました(笑)

第4問 片仮名(4字)

これは、1枚でOKということに。

第5問 漢字仮名交じり文(3行)

下敷きのラインを目安に、3行の位置を大体(笑)決めて、スタート!

漢字少し大きめ、平仮名の助詞はちょっと小さめで書き、1枚で「ま、これでいいか」と。

第6問 掲示(2行)

ここで、3枚も書いてしまいました。

2行にしづらい言葉だったので、どこで改行するか、少し迷いました。

2行にしやすい言葉にしてほしいなあ。

字の大きさ、字間、行間、余白は「掲示」として適切なのかな、と試行錯誤。

ここまでで、65分経過。
あと15分。

見直しタイム

筆と下敷きと文鎮をザザっと片付けて、理論問題を再度チェック。

1つ、マークミスを見つけました!

「●番の問題の答えは▲番」なんてやっていると、「●番の答えは●番」・・・

問題番号の数字を解答の番号として塗りつぶしておりました。

あぶない、あぶない。

マークシートと縁遠くなった私には、かなり頭の体操になりました(;^_^A

試験終了

以下の回収があり、試験終了です。

  • 問題用紙
  • マークシート用紙
  • 実技の6枚の半紙

まとめ

毛筆書写技能検定3級合格証

問題の形式を事前にチェックしておけば、当日落ち着いて受けることができそうです。

合格をお祈りしています!

おすすめ記事

3級の勉強方法は、こちらにまとめています。

毛筆書写技能検定3級って、難しいの?

タイトルとURLをコピーしました