「書道を始めたい!」と思ったら、先生から直接指導を受けるのが一番。
でも、インターネットやご近所の情報などでは、自分に合うかどうか、分かりませんよね。
![でー太](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/男性の顔困った顔)-e1673068313406.png)
書道教室って、やってることは、どこも同じなの?
![すみよ](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1-300x257.jpg)
いえいえ、教室によって、ずいぶんちがうんですよ。
書く字も、お値段も、教育システムも。
気になる教室があったら、まず見学させてもらいましょう!
書道教室計5か所を経験した私が、教室を選ぶときにチェックすべき項目を書いてみました。
書道教室選びでチェックすべき項目
以下の6つの点を確認すれば、「こんなはずじゃなかった!」という事態は防げると思います。
- お手本の字は、自分にとって理想の字?
- 先生との相性は良さそう?
- 料金システムが明示されている?
- 作品展への出品は強制?
- モチベーションを保つ仕組みはある?
- 通いやすい場所、時間?
私が通っている教室(公益財団法人 日本習字教育財団)の場合
お手本の字は、自分にとって理想の字?
子どものころ通った教室も、公益財団法人 日本習字教育財団(以下、日本習字と表記します)のお手本でした。
「懐かしい!」という気持ちです。
私にとっては「こんな字を書きたいな」と思える、お手本です。
先生との相性は良さそう?
![書いた文字を朱筆で添削してもらったイメージ](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/習字添削-300x225.jpg)
これから、長いお付き合いになるかもしれません。
質問しやすい、穏やかな先生が理想でした。
私の通う教室は、ご夫婦で先生なので、男性の先生がご指導で忙しくても、女性の先生に質問することができます。
料金システムが明示されている?
入会金・年会費
日本習字は、⼊会時に、⼊会⾦と年会費(お⼿本代)が必要です。
これは、ホームページで確認できます。
月謝
毎月、⽉謝も必要です。
月謝は、各教室の先生が独自に金額を設定しています。
ですから、⾦額・⽀払い⽅法は各習字教室によって異なります。
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/男性の顔(笑ってる).png)
年間でどのくらい必要か、事前に分かると助かりますね。
紙・筆・文鎮・硯・下敷き・墨汁など
課題提出用の半紙、画仙紙などのお金も必要です。
年度初めに、商品の価格を載せたプリントがもらえます。
筆などの道具類は、日本習字のものでなくても、構わないようです。
私は、筆・文鎮・硯・下敷きなどを当時の入会キャンペーンでいただきました。
教室見学のときに、聞いてみるといいですよ!
作品展への出品は強制?
日本習字の作品展
日本習字では「公募日本習字展」「観梅展」など、いくつかの作品展が企画されています。
出品は、希望者のみです。
教室独自の作品展
これとは別に、教室によって、独自の定期的な作品展を開催することがあります。
この場合、出品が強制かどうかがポイントです。
出品には、どのくらいの費用が必要か、事前に確認しておいたほうがいいと思います。
私は、毎月のお手本以外の作品に取り組めるので、楽しんで出品しています。
しかし、出品がストレスになる方もおられるかもしれません。
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1-300x257.jpg)
ここは、教室選びの大切なポイントです。
モチベーションを保つ仕組みはある?
![階段をステップアップしていくイメージ](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/ファーストステップ-300x200.jpg)
日本習字では、毎月お手本に沿って、先生から指導を受け、締切日までに提出します。
書き上げた作品は、朱筆添削されて、次の月に戻ってきます。
また、実力に応じて段級位の認定があります。
ここでの「級」「段」は、日本習字が独自に定めた基準です。
![すみよ](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1.jpg)
「毎月の締め切り」と「段級位」は、モチベーションを保つ、とても良い仕組みだと思います。
毎日忙しいと「もう辞めちゃおうかな」と、ネガティブになることが誰でもありますよね。
そんなとき「今週だけはがんばろう」「〇段までは続けよう」と思えば、ちょっと楽になるんです。
通いやすい場所、時間?
私は、自宅近くの公民館に通っています。
毎週水曜日の午後1時から3時の間。
その間に行って、家で書いたものを見ていただいたり、指摘された点に気を付けて、書いたりしています。
▼筆で書くことは、リラックス効果もありますよ!
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/忙しい大人に書道-160x120.jpg)
まとめ
書道教室を選ぶとき、チェックすべき項目について、ご紹介しました。
これは、私の経験上「必要だな」と思ったものです。
長く続けるなら、想定以上の負担(出費)が続くような教室は、避けたいものですね。
見学の当日は、生徒さんのご指導が忙しくて、先生のお話が十分に聞けない可能性もあります。
その場合は、すこし時間をずらすなど、事前にご相談してみてください。
![](https://suzuribako.com/wp-content/uploads/2023/01/11efc12447f2fb65488f0c08b69fdb5c-1-300x257.jpg)
よいスタートをお祈りしています!